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3D WEB

Webサイトは「見る」ものから、「感じる」ものへ

光、奥行き、動き、空間。3D Webによって、Webサイトは情報を並べる画面から、ブランドを体験する場所へ変わり始めています。

ONEAORA Editorial · 公開

Webサイトを開いた瞬間、何を感じるだろう

私たちはWebサイトを見るとき、文章だけを読んでいるわけではありません。色。余白。写真。文字。動き。光。ページを開いた数秒の間に、そのブランドについて何かを感じています。静かなブランドなのか。革新的なのか。温かいのか。未来的なのか。その感覚を、さらに空間として表現できるようになってきました。それが3D Webです。

画面の向こう側に、空間をつくる

これまでのWebデザインは、基本的には平面でした。写真の上に文字を置き、カードを並べ、ボタンを配置する。3Dが加わると、その画面に「奥」が生まれます。光を反射するガラス。ゆっくり浮かぶオブジェクト。遠くに見える風景。スクロールとともに変わる視点。訪問者は情報を読むだけではなく、そのブランドがつくった小さな世界へ入っていきます。これは単なる装飾とは少し違います。店舗に入った瞬間に感じる空気や、ホテルのロビー、ショールーム、ギャラリーのように、デジタルの中にも「場所」をつくることができるからです。

美しいだけでは、良いWebにはならない

もちろん、3Dを入れれば良いサイトになるわけではありません。動きが多すぎれば文章は読みにくくなります。重すぎれば、ページが開く前に訪問者は離れてしまいます。スマートフォンでは、美しい演出が小さな画面を邪魔してしまうこともあります。だからONEAORAが大切にしたいのは、3Dを見せることではなく、3Dで伝えること。文章やボタンは読みやすく。必要な情報にはすぐ届く。動きを減らしたい人には静かな体験を。3Dが読み込めない環境でも、ページとして成立する。テクノロジーが前に出るのではなく、ブランドを伝えるために後ろから支える。そのバランスが重要だと考えています。

これから、Webサイトはもっと自由になる

現実の店舗をつくるには、土地も建物も必要です。しかしデジタルの世界なら、空間そのものをデザインできます。重力のないショールーム。海の上にあるギャラリー。宇宙に浮かぶプロダクト。光だけでできた建築。現実には存在できない場所も、Webの中ならブランドの世界として表現できます。そしてAIによって、3D制作やWeb制作の方法そのものも変わり始めています。これまで大規模な制作チームが必要だった表現が、少人数のクリエイターや小さなブランドにも届くようになれば、Webデザインはもっと自由になるでしょう。

ONEAORAの3D Web

ONEAORAのWebサイトにも、光、透明感、奥行き、ゆっくりした動きを取り入れています。目指しているのは、「3Dを使っているサイト」と思ってもらうことだけではありません。ページを訪れたときに、少し先の未来へ来たように感じること。その感覚まで含めて、ブランドを伝えたいと考えています。ONEAORA Studioでは、この考え方を3D Webテンプレートやカスタム制作へ広げていく予定です。Webサイトは、情報を置く場所から、世界観を伝える場所へ。そしていつか、Webサイトをつくることが、小さな世界をつくることになる。そんな未来が始まっています。